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2010.06.02

なんとなく二話目

続きコメント頂いたので、とりあえず、二話目を出してみます……なんか物語の本当に序盤な感じの上、中途半端に終わります。
ちなみにこれ何で続かないのかというと、うっかりプロット書いた紙をぽーいしちゃったからです。割と練りこんでいたはずなんですが、ショックで手をつけずにいたら何を書こうと思っていたかさっぱりな状況に。
とりあえず、二話目は装備整える感じだった気がしたのでこんな感じに。
主人公二人のイメージだけは何となく覚えてる。

・瑠璃…剣にびびっちゃう普通の女の子。
・ライオン…人外なのが惜しい優しいイケメン紳士。

あえての人外ですよ。
ライオンが何でライオンで魔女のパシリなのかまで考えていたのにその内容が思い出せない鳥頭をどうにかしたい。


拍手返信
ナインさんへ

拍手ありがとうございます!
返信遅くなり申し訳ありません!
続かせる気満々だったんですが……設定が迷子という痛恨のミスで難しい状況になりまして……。
面白そうといっていただけて嬉しいです!
意外性のある異世界ものが書いてみたいと思い作りました。本音を言えば、一話目のライオンの「ライオンです」を言わせたいがために書きました。初っ端のインパクト。
一応面白みのない2話を書いてみたので、よければご拝読くださいませ。
ではでは。



5月30日に「ブラザー…」と押してくださった方へ
拍手ありがとうございます!
返信遅くなり申し訳ありません!
ブラザーシスター二つともご拝読いただけるなんて!ありがとうございます!
かわいい話と言っていただけると嬉しいです。少しでもほんわかしていただけたら幸いです。
個人的に続き書きたい作品なので、できるなら書いてみたいです。お友達視点を書いてみたい。
身体まで気遣っていただけて…!
ありがとうございます!
その気持ちを活力にこれからも頑張りたいと思います。




あと、内容短いです。わかりやすく言うなら次のダンジョン行く前の装備整えの話。








 やっぱり違う世界なのだと目の前の光景を見て瑠璃は確信した。言うならば、ファンタジー。夢と魔法の世界。その手のものが大好きな人が来たら生唾ものだろうが、生憎瑠璃は至って現実主義者であった。夢物語も嫌いではないが、読むならノンフィクションである。
 そんな彼女がその町並みを見ながら発した言葉はこれだった。
「物騒……」
 彼女の目に映るものは、ヨーロッパ風の町並み。服装も中世風である。しかし、ライオンの言う通り、ここは剣と魔法の世界なのだろう。怪しげな分厚い本を持った黒いローブを着た男性に、重苦しい甲冑に身を包み、腰に剣を下げた者。見た目はそんなに恐ろしくないが、攻撃力はおそらく高いだろうメイスを持った人もいる。ちなみに、狼を連れた人や、小動物と歩いている人間も何人かいる。
 瑠璃は世界的に安全な国として名を連ねる日本育ちである。拳銃なんて持っての他、たとえおしゃれでナイフを持ち歩いただけでつかまる国である。
 つまり、とてもびびっているわけである。
 しかも今の瑠璃の格好は悪目立ちするようで、人々はちらりとこちらを何度か見てくる。怖い、超怖い。
「とりあえず、服を買いましょうか」
「そうですね……」
 じろじろ見られるのは慣れていない。さっさと存在感のない人間になりたくて、瑠璃は同意した。ライオンはそんな瑠璃に気づいているのか気づいていないのか、ライオンらしい重量のある歩き方で町を進んでいく。迷子になったら泣き喚く自信のある瑠璃は、店に着くまでライオンにべったり引っ付いて歩いていった。
「元の世界に戻るには魔女のいるところに行かなければいけません。長旅になるでしょうから、動きやすそうな服を何着か買っておきましょうか」
 長旅になるんだ、と少ししょぼくれた気持ちになりながら、ライオンの言葉に頷き、店内で服を見て回ることにした。ちなみにライオンも一緒にである。動物に優しい店だ。
 服は本当に様々だった。昔ながらの中世の服もあれば、割と現代人も着てそうな服装もあったり、魔術師が着そうなローブまである。残念なことにさすがにジーンズは置いてなかった。
「うーん……」
 見るのはいいが、正直、この世界のファッションがさっぱりわからない。とりあえず、ライオンに確認をしながら、短パンとブーツ、ストッキング的なもの(生地が少しごわついている)を自分で選んだ。上半身の服は特にセンスが求められると瑠璃は考えているので、ここはこの世界の住民であるライオンに選んでもらうことにした。ライオンは、少しレースがついた七分丈のシャツに、黒い上品な上着、おしゃれもと言うことで、青い石のついたネックレスを選んでくれた。それから着替え用に下着とシャツとズボンを二着ずつ選んだ。
 服を店員につめてもらっている間、瑠璃は申し訳なく思った。何せ、瑠璃は無一文。当然これらはライオンのおごりとなるのである。
「割と買ってる気がするんだけど……」
「そうでもないですよ。正直女性ならもう少し買ってもいいと思いますが……」
「いえいえいえいえ、もう十分です。本当にありがとうございます」
「そうですか?」
 本当に買ってくれそうなライオンに瑠璃が手を思い切り振る。魔女に押し付けられたからといって面倒をみてもらっているのに、さすがにそこまでしてもらうわけにはいかない。
 ライオンは器用に選んだ服を背中に背負い、店のドアを開けて瑠璃が出るのを待っている。レディーファーストはこの世界にもあるのかと瑠璃は少しばかり感動した。
「では、選んだので、次に行きますか」
 先ほどと同じように歩き出すライオンに、瑠璃は慌てて声を掛けた。
「え、代金は?」
「瑠璃さんが選んでる間に済ませておきましたので、気にしないで下さい」
 おそらく笑ったのだろう、ライオンの雰囲気が少しやわらかくなった。瑠璃はありがとうございます、と頭を下げる。そんな瑠璃にもう一度気にせずにと伝えると、ライオンは道を進みはじめる。
 相手が気づかないうちに素晴らしい気遣いを見せるライオンは、人間だったらさぞ女性から黄色い声を浴びただろうに、と瑠璃がもったいなく思ったのも無理がないことだった。
 手をつないで歩くことが不可能なため、とりあえずライオンの背中に手を当てて距離が開かないようにしながら、瑠璃は訊ねた。
「で、これからどうするの?」
「最終目的は魔女の家に行くことですが、先ほども言った通り、そこまでは大分時間がかかります。さっきみたいに魔物に襲われたり、盗賊が出たりという危険もあるので、とりあえずは装備も整えましょうか」
 危険が、あるんですか……。
 正直何事もなく目的地に到着とは行かないだろうとは思っていたが、もしかして自分も戦うことになるのだろうか。
 あからさまに不安な顔をした瑠璃の手に、ライオンは鼻先を押し付けた。
「安心してください。旅先は私が守ります。ですが、少しでも保障があった方が瑠璃さんも安心でしょう?」
 それは確かにそうだ。安全な暮らしをしてきた瑠璃に戦闘は無理である。出張ったらむしろ邪魔になるだろう。後ろでおとなしく守られるのがいいだろうし、できる限りそうしていたい。しかし、いざそういう場面になったら、自分も何か武器のひとつぐらい持っていないと落ち着かないし怖いだろうことが想像できる。
「軽いものがいいなあ」
 そう呟いた瑠璃に、ライオンは尻尾を振った。



ライオンさんと青き魔女 2


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